温熱環境・省エネ 2026/05/31

埼玉の夏は暑すぎる。吹き抜けなのにエアコン27℃で快適な家の秘密

5月なのに30℃を超える日が出てきました。
埼玉の夏は、家の中にいても暑さや寝苦しさが気になる季節です。
「吹き抜けは暑い?」
「エアコン代は高くなる?」
そんな不安に、住んで8年目の実感からお話しします。

こんにちは。
川越・東松山・所沢を中心とした埼玉県西部エリアで自然素材の家づくりをしている信濃住宅の森です☀️

埼玉の夏の日差しを受ける自然素材の家

家づくりのご相談でよくいただくのが、

「吹き抜けに憧れるけど、
夏は冷房効率が悪くないですか?」

という声です。

たしかに埼玉の夏を考えると不安になりますよね。私も家を建てる前はまったく同じことを考えていました。

◆ 5月で31℃。埼玉の夏は想像以上に厳しい

今年は5月31日の時点で最高気温31℃。

まだ夏本番前なのに、外へ出るとジリジリと日差しを感じるような暑さでした。

埼玉の夏は気温だけでなく、夕方になっても残るアスファルトの熱気や2階にこもるムワッとした暑さもつらいところです。

・エアコン代が気になる
・夜中に暑くて目が覚める
・子どもの寝汗がすごい
・2階が暑くなりやすい
・吹き抜けにしたいけれど冷暖房費が心配

こうしたお悩みは、子育て世代のお客様からもよく伺います。

◆ 吹き抜けは暑いと思っていました

我が家は30坪ほどのリビングの上が全部吹き抜けになった家です。

住み始めて今年で8年目になります。

建てる前に調べると、

「吹き抜けは冷房が効きにくい」
「夏は2階が暑い」
「電気代が高くなる」

そんな情報も多く正直少し心配でした。

開放感はほしい。
でも、夏の暮らしに我慢はしたくない。

家づくりではこのバランスに悩む方も多いと思います。

◆ 実際はエアコン1台で暮らしています

実際に住んでみるとその不安は良い意味で裏切られました。

我が家の冷房は2階のエアコン1台だけです。

吹き抜けとシーリングファンで空気を循環させるリビング
吹き抜けのあるリビング

設定温度は27℃。風量は2。

夏は2階の寝室と洗面所の建具を開けて、吹き抜けについているシーリングファンで空気をゆっくり循環させています。

1階では扇風機を使う程度です。

それでも家全体がちゃんと涼しく感じられます。

外から帰ってきた瞬間に、

「ああ、家の中が涼しい」

と、ほっとするんです😊

冷えすぎないけどちゃんと涼しい。
ここがとても気に入っています。

◆ 夏の不快感は湿気も大きい

夏のつらさは、気温だけではありません。

同じ27℃でも、湿気が多いと体にまとわりつくような暑さを感じます。

我が家では当社の仕様と同じく、無垢材や珪藻土入り環境クロスを使っています。

木や珪藻土は湿気を吸ったり吐いたりする素材です。

そのおかげなのか梅雨時期や真夏でも家の中の空気がからっと感じられる日が多いです。

無垢の床材も夏に素足で歩くとサラサラしていて気持ちいいんです。

無垢の床板と子供
無垢材の床は赤ちゃんにも優しい

フローリング特有のペタッとした感触の床ではなく、触れててサラサラ気持ちいい感じ。

これは毎日暮らしているからこそ実感する心地よさだと思います。

◆ 電気代はどうだったのか

家づくりを考えるとき
やっぱり気になるのがエアコン代です。

参考までに我が家の夏の電気使用量をご紹介します。

2024年8月20日〜9月18日
電気使用量:386kWh
電気料金:12,513円(税込)
電気使用量
実際の電気使用量

我が家はオール電化ではなく、ガスと電気のハイブリッドです。

キッチンのコンロは一部ガスで炊飯器もガスを使っています。

そのため電気代だけで暮らし全体を比べることはできません。

ただ、吹き抜けのある30坪の家で、2階のエアコン1台を中心に夏を過ごしていることを考えると、個人的には納得できる数字だと感じています。

◆ 注意点もあります

もちろんエアコン1台ならどんな家でも快適というわけではありません。

間取り、断熱、日差しの入り方、空気の通り道、暮らし方によって体感は変わります。

我が家も1階では扇風機を使いますしシーリングファンで空気を動かしています。

夏は引き戸を開けて空気を循環させることも大切です。

つまり、設備だけに任せるのではなく、間取りも含めて家全体で涼しさをつくっています。

あと、エアコン1台の設置は2台以上がおすすめです。なぜなら真夏に壊れた時に逃げ場が無くなってしまうからです。使用しなくても寝室には必ず補助用を1台入れておきましょう。(実際真夏に2度ほど壊れて地獄でした笑)

◆ 埼玉の夏は「断熱」だけでは足りない

最近の家づくりでは、高気密・高断熱という言葉をよく聞きます。

もちろん断熱は大切です。

でも、埼玉のように日差しが強く、夏の暑さが厳しい地域では、それだけでは足りないと感じています。

屋根や外壁が強い日差しを受けると、家そのものが熱を持ちます。

そこへ外から熱が入り続ければ、たくさん冷やす必要が出てきますのでエアコンに負荷がかかります。

夏を快適にするためには、「冷やした熱を逃がさない」だけでなく「熱を入れにくくする」ことが大切です。

信濃住宅では、この考え方を大切にしています。

そのひとつが、
アルミ入りの透湿防水遮熱シートです。

湿気を逃がしながら外からの熱を入りにくくするための工夫です。

少し専門的な話になるので、次回はこの「遮熱」について、できるだけわかりやすくお話しします。

◆ 夏に強い家は、我慢しない家

埼玉の夏の暑さは、これから家づくりを考える方にとって大きなテーマです。

エアコン代を気にして我慢する家ではなく家のつくりや素材で心地よさを支えてくれる家。

そんな住まいなら、埼玉の夏の暑さもちょっとは緩和されると思います。

あっつー!って帰ってきても快適に過ごせる家があれば帰りたくなる。

子どもが寝苦しそうにせず、すやすや眠っている夜。

そういう小さな幸せが、毎日の暮らしを支えてくれるんですよね。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました😊


◆ モデルハウスのご案内

自然素材の空気感や、無垢床のサラサラした肌触りは、写真だけでは伝わりにくいものです。

気になった方は、モデルハウスで実際の心地よさをのぞいてみてください。

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