【埼玉の夏№2】断熱だけでは足りない 信濃住宅が遮熱にこだわる理由
「高断熱の家なら、冬は暖かくて夏も涼しいんですよね?」
家づくりのご相談でよくこんな話があります。
断熱は快適な家づくりに欠かせないものです。
私たちも大切にしています。
ただ5月で31℃を超えるような埼玉の夏を考えると、もうひとつ意識したいことがあります。
それが「遮熱」という考え方です。
今回は前回の記事の続きとして
信濃住宅がなぜ「遮熱」にこだわっているのかをお話ししたいと思います。
こんにちは。
川越・東松山・所沢を中心とした埼玉県西部エリアで自然素材の家づくりをしている
信濃住宅の森です☀️
前回の記事では我が家が吹き抜けのある30坪の家で、エアコン1台を中心に夏を快適に過ごしているお話をご紹介しました。
実はその快適さを支えている大切な考え方のひとつが
「遮熱」なんです。
◆ 5月で32.8℃。埼玉の夏は断熱だけで大丈夫?
今年の5月31日は最高気温32.8℃。
まだ梅雨前なのに、真夏のような暑さでした。
最近は9月や10月になっても暑い日が続くことも珍しくありません。
埼玉県は鳩山・熊谷をはじめとした全国でも有数の暑さを記録する地域です。
そんな環境の中で家づくりを考えるなら冬だけでなく夏の快適さも大切にしたいですよね。
お客様からも
・エアコンがなかなか効かない
・西日がきつい
・電気代が毎年上がっている
・夜中に寝苦しくて目が覚める
こうしたご相談をよくいただきます。
そしてその多くに共通しているのが
「外からの熱」の影響なんです。
◆ 断熱と遮熱は実は違います
断熱と遮熱。
似たような言葉ですが役割は少し違います。
断熱は熱の移動をゆっくりにするものです。
冬なら暖房の暖かさを逃がしにくくし、夏なら冷房の涼しさを保ちやすくします。
一方で遮熱は熱そのものを反射して家の中に入りにくくする考え方です。
少し分かりやすく例えると、断熱は魔法瓶。
そして遮熱は日傘です。
日傘をさすと太陽の熱を直接受けにくくなりますよね。
遮熱もそれと同じ考え方です。
まず熱を受けにくくする。
その上で断熱によって快適な温度を保つ。
この組み合わせが大切なんです。
埼玉の夏は、熱を「止める」だけでなく
「入れない」ことも大切です。
◆ 信濃住宅が遮熱シートを採用している理由
家の外壁の内側には透湿防水シートというものが施工されています。
雨水は防ぎながら壁の中の湿気を外へ逃がすための大切な材料です。
多くの住宅でも採用されています。
しかし信濃住宅ではその役割に加えて
「遮熱性能」を持ったシートを採用しています。
それがアルミ入り透湿防水遮熱シートです。
アルミと聞くと少し大げさに聞こえるかもしれませんが、実は私たちの身近なところにもあります。
例えばお弁当の保温バッグ。
車のフロントガラスに付けるサンシェード。
熱を反射するためにアルミが使われています。
住宅でも考え方は同じです。
強い日差しによる熱を反射しながら、壁の中に熱気をためにくくする。
そんな役割を担っています。
◆ 埼玉だからこそ遮熱が必要だと感じています
真夏の屋根や外壁は想像以上に熱くなります。
日向に停めた車のボディを触ると熱くなっているのと同じです。
家も一日中太陽の熱を受け続けています。
特に埼玉は日差しが強く、紫外線量も多い地域です。
断熱材だけで考えるのではなく、その前段階で熱を入れにくくすることが大切だと考えています。
もちろん遮熱シートだけで快適な家になるわけではありません。
断熱性能も必要です
窓の性能も重要です
空気の流れも関係します
だからこそ信濃住宅では、家全体のバランスを大切にしています。
◆ 遮熱だけでは解決できないこともあります
ここは正直にお伝えしたい部分です。
遮熱シートを採用したからといって、真夏でもエアコンが不要になるわけではありません。
猛暑日は当然エアコンを使用します。
窓を開けっぱなしにしていれば暑い空気も入ってきます。
家の向きや周辺環境によっても体感は変わります。
だから私たちは、「これさえあれば大丈夫」という家づくりはしていません。
断熱
遮熱
自然素材
空気の流れ
これらを組み合わせながら住み心地を考えています。
住まいは一つの要素だけで快適になるものではないからです。
◆ 次回は実際の暮らしをご紹介します
ここまで読むと
「理屈は分かったけど
本当にそんなに違うの?」
と思う方もいるかもしれません。
私も住む前はそうでした。
そこで次回は実際に住んで8年目の我が家の夏についてお話ししたいと思います。
吹き抜けがある30坪の家
エアコンは2階に1台だけ
設定温度27℃、風量2
それでも家全体が快適に感じられる理由を、実際の暮らしの中からご紹介します😊
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
◆ モデルハウスのご案内
遮熱や自然素材の空気感は数字だけではなかなか伝えきれません。
気になった方はぜひモデルハウスで体感してみてください。

