新年のご挨拶
あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
本年もよろしくお願い致します
2017年最初のブログになります
皆様年末年始はいかがお過ごしになられましたか?
私は妻の実家の餅つきと地域のお寺の新年の飾り付けをする祖父を手伝いました
「餅つき」と言いましても、家で食べる分のお餅をつくのとは違い、
5日間で12俵の量の、のし餅やお供え餅をつくります
祖父の家は普段は農家ですが、年末限定で「餅屋」さんになります
12俵は30㎏袋を24袋分です。のし餅は400枚作ったと聞いたのですが
だいたい畳28枚分です。想像しにくいですね(笑)
私は最後の2日間の150枚ほどを手伝うことができました
会社に飾ってあるお供え餅は、私が作らせて頂き
熱いお餅を素手で成型するのは容易なものではないですが、
祖父にコツを聞きながらなんとか形になりました
餅つきの後は地域のお寺にしめ縄、門松を飾りに行きます
しめ縄は祖父が秋に収穫した稲の藁を自ら編んで用意したもので、
それを大小7本、仁王門、本堂、鐘撞き堂等に飾ります
昨年飾り付けたものを外し、新しくすると新年がそこまで来ていることを感じます
31日は餅つきの片づけや大掃除でバタバタと一日が終わり、
夜お風呂に入っている時に遠くから新しい年の訪れを感じさせる除夜の鐘の音が聞こえてきたのです
そして新年、元旦は妻の実家の慣わしで正月三ヶ日は男が朝早く起き雑煮をつくり
日頃忙しい女性をゆっくり休ませてあげます
とはいっても祖父より起きるのが遅くなってしまいましたが
いつも最後に「やっちゃんこの味で大丈夫か?」と味見をさせてくれます
この何気ないやりとりが私は大好きです
食卓を囲みながら、祖父による新年の挨拶から元旦の朝ごはんがはじまります
今年の元旦は天気もよく、温かかったので私は防波堤へ海釣りに行ってみたのですが
釣りの話は、またの機会に・・・。
長くなってしまいましたが、本年も皆様にとって良い年でありますことをお祈り申し上げ
新年の挨拶とさせて頂きます
信濃住宅 森 泰吉
飾り付けをしたお寺(東浪見寺) 建立時期は不明ですが1723年(江戸時代)以前の古い木造のお寺です |