信濃住宅の家づくり 2026/01/30

安さで家を決めて後悔…よくある失敗と判断の軸

家づくりの相談で、あとからよく聞く言葉があります。
「安さで決めてしまって正直後悔しています」
建てた直後は問題なくても、数年、十数年と暮らすうちに出てくる違和感。
今回は、実際にあった失敗談から「後悔しないための考え方」を一緒に整理してみたいと思います。

薪ストーブ リビング
薪ストーブのある日差し差し込むリビング

こんにちは。
川越・東松山・所沢を中心とした埼玉県西部エリアで、自然素材の家づくりをしている信濃住宅の森です😊

日々ご相談を受けていると、
「もっとちゃんと考えればよかった」
という声を、実際のご相談の中で何度も耳にしてきました。

◆「安さで決めた家」で起きたこと

◆60代で建て替えたのに、住めなくなった家

一人目は、60代の女性の方。
長年住んだ家を建て替えることになり、こう考えていたそうです。


「もう60代だし、先もそんなに長くないから」
「豪華じゃなくていい。普通でいい」

価格を抑えることを優先し、「住めれば十分」と思って選んだ家。
ところが、住み始めてから体調に異変が出始めました。

原因は、化学物質によるアレルギー反応。
頭痛や体調不良が続き、家の中に長くいられなくなってしまったのです。

せっかく建て替えた自分の家なのに、安心して暮らせない。
通院が増え、病院代という想定外の出費もかかるようになりました。

その方が、ぽつりと話してくれた言葉があります。


「自然素材の家にしておけばよかった」
「安く建てたつもりだったけど、結果的に高くついた」

洋室 無垢の床 
無垢の床の明るい洋室

◆30代で選んだ建売住宅の後悔

二人目は、当時30代で建売住宅を購入したご夫婦。
現在は50代になられています。

当時は、
・とにかく一軒家が欲しかった
・場所や性能は深く考えなかった
・早く賃貸を出たかった
という状況だったそうです。

住んでみると、冬はとにかく寒い。
着込んでも寒く、暖房をつけると結露で窓がびしょびしょ。

暖房をつけても、なかなか温まらない。
夏は夏で、特に2階が暑く、エアコンの効きも悪い。


「住めてはいるけど、決して快適ではない」

そんな状態が、年齢とともにつらくなっていったそうです。

◆失敗に共通していたこと

この二つの失敗談に共通しているのは、
「その時の事情」で判断してしまったことです。

年齢、予算、タイミング。
その瞬間だけを見れば、どちらも無理のない選択だったと思います。

でも、家は何十年と住み続ける場所。
体の感じ方や暮らしの負担は、確実に変わっていきます。


家は、建てた瞬間より「住み続ける時間」の方が圧倒的に長い。

◆後悔しない人が持っている「自分たちの軸」

後悔の少ない家づくりをされている方に共通しているのは、
価格より先に、こう考えていることです。

・何を一番大切にしたいか
・どんな暮らしを守りたいか
・将来の自分たちにとって負担にならないか

安さは、もちろん大切な判断材料です。
でも、安さだけを軸にしてしまうと、あとから別の負担が出てくることがあります。

掃き出し窓から光をたくさん取り込んだ自然素材あふれるリビング
無垢材の温もりあふれるリビング

◆まとめ|「普通でいい」からこそ、考えてほしいこと

豪華じゃなくていい。
普通でいい。

その気持ちは、とても自然だと思います。
だからこそ、その「普通」が、自分たちにとって本当に無理のないものか。
少しだけ立ち止まって考えてみてほしいのです。

家づくりは、我慢を前提にするものではありません。
自分たちの軸を知ることが、後悔を減らす一番の近道です。

もし、自然素材の家ってどんな感じなんだろう?と少しでも気になった方は、
施工事例やモデルハウスをのぞいてみてください。

「見るだけ」「知るだけ」でも、判断材料はきっと増えると思います。

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