安さで家を決めて後悔…よくある失敗と判断の軸
家づくりの相談で、あとからよく聞く言葉があります。
「安さで決めてしまって正直後悔しています」
建てた直後は問題なくても、数年、十数年と暮らすうちに出てくる違和感。
今回は、実際にあった失敗談から「後悔しないための考え方」を一緒に整理してみたいと思います。
こんにちは。
川越・東松山・所沢を中心とした埼玉県西部エリアで、自然素材の家づくりをしている信濃住宅の森です😊
日々ご相談を受けていると、
「もっとちゃんと考えればよかった」
という声を、実際のご相談の中で何度も耳にしてきました。
◆「安さで決めた家」で起きたこと
◆60代で建て替えたのに、住めなくなった家
一人目は、60代の女性の方。
長年住んだ家を建て替えることになり、こう考えていたそうです。
「もう60代だし、先もそんなに長くないから」
「豪華じゃなくていい。普通でいい」
価格を抑えることを優先し、「住めれば十分」と思って選んだ家。
ところが、住み始めてから体調に異変が出始めました。
原因は、化学物質によるアレルギー反応。
頭痛や体調不良が続き、家の中に長くいられなくなってしまったのです。
せっかく建て替えた自分の家なのに、安心して暮らせない。
通院が増え、病院代という想定外の出費もかかるようになりました。
その方が、ぽつりと話してくれた言葉があります。
「自然素材の家にしておけばよかった」
「安く建てたつもりだったけど、結果的に高くついた」
◆30代で選んだ建売住宅の後悔
二人目は、当時30代で建売住宅を購入したご夫婦。
現在は50代になられています。
当時は、
・とにかく一軒家が欲しかった
・場所や性能は深く考えなかった
・早く賃貸を出たかった
という状況だったそうです。
住んでみると、冬はとにかく寒い。
着込んでも寒く、暖房をつけると結露で窓がびしょびしょ。
暖房をつけても、なかなか温まらない。
夏は夏で、特に2階が暑く、エアコンの効きも悪い。
「住めてはいるけど、決して快適ではない」
そんな状態が、年齢とともにつらくなっていったそうです。
◆失敗に共通していたこと
この二つの失敗談に共通しているのは、
「その時の事情」で判断してしまったことです。
年齢、予算、タイミング。
その瞬間だけを見れば、どちらも無理のない選択だったと思います。
でも、家は何十年と住み続ける場所。
体の感じ方や暮らしの負担は、確実に変わっていきます。
家は、建てた瞬間より「住み続ける時間」の方が圧倒的に長い。
◆後悔しない人が持っている「自分たちの軸」
後悔の少ない家づくりをされている方に共通しているのは、
価格より先に、こう考えていることです。
・何を一番大切にしたいか
・どんな暮らしを守りたいか
・将来の自分たちにとって負担にならないか
安さは、もちろん大切な判断材料です。
でも、安さだけを軸にしてしまうと、あとから別の負担が出てくることがあります。
◆まとめ|「普通でいい」からこそ、考えてほしいこと
豪華じゃなくていい。
普通でいい。
その気持ちは、とても自然だと思います。
だからこそ、その「普通」が、自分たちにとって本当に無理のないものか。
少しだけ立ち止まって考えてみてほしいのです。
家づくりは、我慢を前提にするものではありません。
自分たちの軸を知ることが、後悔を減らす一番の近道です。
もし、自然素材の家ってどんな感じなんだろう?と少しでも気になった方は、
施工事例やモデルハウスをのぞいてみてください。
「見るだけ」「知るだけ」でも、判断材料はきっと増えると思います。

