温熱環境・省エネ 2026/01/23

川越・東松山・所沢の冬はなぜ冷える?木の家で叶える暖かい暮らし

川越・東松山・所沢を中心とした
埼玉県西部エリアは、
夏は猛暑、冬は氷点下と寒暖差が大きい地域。
この気候だからこそ
「家」との相性が重要になります。


埼玉県西部の冬は、
思っているよりずっと厳しい


冬の乾燥や冷え、床の体感温度、加湿との付き合い方まで、地域目線で家づくりを解説します。

外観 パワーボード
薪ストーブのある家の外観

こんにちは。川越・東松山・所沢を中心とした埼玉県西部エリアで自然素材の家づくりをしている、株式会社信濃住宅の森です😊

「埼玉って暑いんでしょ?」という声。家づくりのご相談をしていると、そんなイメージを持たれている方が本当に多いです。たしかに、熊谷や鳩山が近く、夏は40℃を超える日もあるエリア。でも実は、冬の厳しさもなかなかのものなんです。
今回は、川越・東松山・所沢といった埼玉県西部周辺の「冬の気候」を主軸に、家づくりとの相性についてお話ししていきます。

◆ 埼玉県西部の気候は「振れ幅」が大きい

毛呂山町・鶴ヶ島・坂戸・東松山あたりは、内陸らしい気候です。

夏は熊谷方面の暑さのイメージが強いですが、冬もしっかり寒いです。「夏暑く、冬寒い」。この前提を持っておくと、家づくりで何を大切にすべきか、自然と見えてきます。

◆ 冬の朝は氷点下。−2℃くらいはよくある

冬の朝は放射冷却で冷え込みやすく、−2℃くらいは珍しくありません。

雪は年に1〜2回程度でも、空気はキンと冷たい。「雪が少ない=暖かい」ではないんですよね。

◆ 乾燥気味+強風の日。体感が一気に落ちる

降水量は少なめで、冬は乾燥しやすい。さらに風が吹く日は、同じ気温でも体感温度がぐっと下がります。

ここで大事なのは、温度計の数字よりも、
「足元で感じる寒さ」です。

冬の“困った”は、だいたいこの2つに集まります。

・朝、家が寒くて動きたくない
・暖房をつけている間はいいのに止めると一気に冷える

◆ 正直、冬は乾燥する。だから“付き合い方”が大事

埼玉県西部の冬は乾燥します。

特に当社のお客様によくある薪ストーブを使う暮らしだと室内が過乾燥になりがちです。
「加湿器なしで平気ですよ」とは言えません。

薪ストーブ タモの床 漆喰壁
薪ストーブのあるリビング 壁は漆喰で仕上げた

◆ 家にとっては「乾燥気味」の方が長持ちしやすい

ただし、ここは知っておいてほしいポイントがあります。

家にとっては、乾燥気味の方が健全なこともあります。

湿気が多いと、結露が出やすくなり、壁の中や構造を傷める原因になります。

乾燥はつらい面もありますが、
「結露が出にくい=家が傷みにくい」という見方もできるんです。

◆ 余談:加湿器は「シンプル」が続く(スチーム型がラクでした)

加湿は、がんばりすぎないのがコツです。

私の実感としては、スチーム型がいちばん手入れがラクでした。

使って分かった「続く選び方」

・ハイブリッド型は掃除が大変
・空気清浄機に付属する加湿器も手入れが手間
・「加湿だけ」のシンプル機能が結局ラク
・リビングに1台+寝室に1台が現実的

加湿は、性能よりも「掃除が簡単」が正義!ここを外すと冬の途中で使わなくなりがちです😅

◆ 冬の朝、まず違いを感じるのは「床」でした

木の家に住んでから、冬の家の印象が変わりました。

いちばん最初に感じるのは、足元です。
朝、床に足をついたときの冷たさが、明らかに違います。

とにかく床があたたかい。
ひんやりしないだけで、冬の朝の動き出しがずいぶん楽になります。

◆ 「冷え症が緩和された」声が多いのは、足元の体感

お客様からよく聞くのが、
「冷え症がやわらいだ気がします」という声です。

答えはシンプルで、木は体の熱を奪いにくいんですよね。

朝、床に足をつけた瞬間の「ひやっ」が少ない。これだけで、冬のストレスはかなり減ります。

床 無垢 子供部屋
無垢の床の子供部屋

◆ 「木の家」なら何でも同じではありません

ここは、誤解されやすいところなので丁寧にお話しします。

最近は「木の家」をうたう住宅会社も増えました。でも、“木っぽい”だけの家も意外と多いんです。

◆ 信濃住宅は「構造材も無垢」「床も無垢」が前提

信濃住宅の家づくりは、前提がはっきりしています。

・構造材が無垢材
・床も無垢材

見えるところだけではなく、家そのものが木の性質を活かすつくりになっています。

だからこそ足元の体感や空気の感じ方が住んでからじわじわ効いてくる。そんな住まいになります。

※注意点もあります。
無垢材は自然素材なので、傷がつくこともありますし、季節で表情が変わることもあります。
それを「味」と思えるかどうかは、好みが分かれるところ。ここは正直にお伝えしています。

◆ 埼玉西部の“夏”も見据えるなら、遮熱という選択肢

冬の話を主軸にしましたが、このエリアは夏も強烈です。

都心からの熱気で夜も気温が下がりにくく、さらにゲリラ豪雨で湿度が急に跳ね上がる日もあります。

◆ 遮熱透湿防水シート(ラミテクト プレミアムサーモ)を採用

そこで私たちは、遮熱透湿防水シート(ラミテクト プレミアムサーモ)を採用しています。

特徴としては、赤外線反射率90%以上という“遮熱の強さ”。

日射の熱をできるだけ跳ね返しつつ、湿気は逃がす。
「暑さを入れにくく、湿気を溜めにくい」方向に家の外皮(外側)を整えていく考え方です。

※ここも注意点。
遮熱材は万能ではありません。窓の取り方、庇(ひさし)や軒の出、風の通り道など、設計とセットで考えます。

◆ まとめ|埼玉県西部で家を建てるなら「冬」を知ると軸が決まる

毛呂山町・川越・東松山・所沢あたりで家を建てるなら、夏だけでなく冬も前提にする。

氷点下の朝、乾燥、強風。この地域の冬をどう受け止めるかで、住み心地は大きく変わります。

そしてその答えのひとつが、
「足元が寒くない」という木の家ならではの体感です。

流行や言葉のイメージではなく、
あなたの暮らし方に合うかどうか。
一緒にそこから考えていけたらうれしいです😊

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