温熱環境・省エネ 2025/12/16

光熱費が1/3に。築27年の家から建て替えて分かった本当の理由

埼玉県入間郡毛呂山町で自然素材を採用した家づくりをしている、信濃住宅の森です。

家づくりや建て替えを考えるとき、気になるのが毎月の光熱費。
「新築にしたら、どれくらい変わるんだろう?」
「オール電化や床暖房って、逆に高くならない?」
そんな声をよく聞きます。

今回は、築27年の4LDKから建て替えた5人家族が、1年点検のタイミングで「電気・ガス・水道」をきちんと比べてみた実例をご紹介します。
結果は、半分以下。体感では1/3。
数字だけでなく、暮らしの感覚がどう変わったのかを、実際の言葉と一緒にお伝えします。

自然光の入る無垢床のLDK
自然光の入る無垢床のLDK

◆ 築27年の家で感じていた当たり前の寒さ

冬の朝、10℃を下回る室温が普通だった

今回のご家族は、ご夫婦とお子さん3人(息子さん1人、娘さん2人)の5人家族。
以前のお住まいは、築27年の4LDKでした。

とくにつらかったのは、冬の朝。
1月になると、朝の室温は10℃を下回ることも珍しくなかったそうです。

暖房を予約しても、出勤前は寒いまま

朝に暖房の予約をセットしていても、出勤や登校の時間までに部屋は温まりきらない。
着替えるのもつらく、自然と厚着が前提の暮らしになっていました。

冬の家の寒さは当たり前。
そうやって、毎年冬をやり過ごしていたそうです。

築年数が経った家の室内
暖房をつけていても、足元や空気が冷たい朝が続いていました。

◆ 建て替え後の冬、朝の空気が違った

夜に暖房を消しても、朝は15℃前後

建て替えて迎えた最初の冬。
夜に暖房を消して寝ても、朝起きてくると室温は15℃前後。

以前の家との差は5℃以上。
この差は、数字以上に体感として大きなものでした。

「寒くて布団から出たくない」がなくなった

「寒くて布団から出たくない、って思う日がなくなりました」
奥さまのこの一言が、暮らしの変化をよく表しています。

◆ 布団が2枚減った、家族のリアルな変化

寝るときの寒さが、はっきり減った

以前の家では、羽毛布団に毛布、さらにタオルケット。
それでも手や鼻が冷たく感じる夜がありました。

今は、1月でも羊毛布団1枚。
布団は前の家から2枚ほど減っています。

冬でも暖かい寝室
冬でも暖かい寝室

◆ 子どもたちの服が1枚減った冬

厚着をしなくても過ごせる室温

子どもたちも、以前より1枚少ない服装で過ごせるようになりました。
動きやすく、朝の支度もスムーズになったそうです。

◆ 吹き抜けなのに、2階まで暖かい理由

1階で暖めた空気が、家全体をゆっくり巡る

この家は、扉のない間取りで吹き抜けがあります。
1階で暖めた空気が、ゆっくり2階までまわります。

2階の暖房をほとんど使わなくなった理由

家の中の温度差が少なくなり、2階の暖房はほとんど使わなくなりました。

吹き抜けのある自然素材の家
吹き抜け=寒い、ではありません。空気を循環させることで家全体の室温が安定します。

◆ 1年点検でわかった、光熱費の現実

電気・ガス・水道を1年間で比較

1年点検の際に、以前の家と今の家の光熱費を比較しました。

オール電化+床暖房でも、半分以下

結果は半分以下。体感では1/3くらい。
オール電化で床暖房を使っていても、この結果でした。

◆ 光熱費が1/3になった本当の理由

家が暖かさを「抱えられる」ようになった

家そのものが、暖かさを逃がしにくくなったことが一番の理由です。

節約しなくても、自然に下がる仕組み

我慢をしなくても、自然と光熱費が下がっていきました。

◆ 数字より先に、暮らしのストレスが減った

「寒い朝」がなくなるだけで、毎日が変わる

朝の小さなストレスが減ることが、毎日の暮らしを支えてくれます。

◆ これから建て替えを考える方へ

比べるべきは「金額」より「体感」

築27年の家から建て替えたこのご家族のケースが、判断のヒントになればうれしいです。

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