子どものアレルギーが心配なご夫婦へ。頭が痛くならない“やさしい空気の家”という選択
◆ 子どものアレルギーが心配なご夫婦へ。「空気」で選ぶ家づくり
こんにちは。埼玉県入間郡毛呂山町で、無垢材や珪藻土クロスなどの自然素材を使った家づくりをしている、信濃住宅の森です😊
家づくりを考えるとき、多くの方は「間取り」「デザイン」「設備」に目がいきがちです。でも本当は、毎日24時間、家族みんなが吸い続けているものがあります。それが「室内の空気」です。
特に小さなお子さんは、大人よりも床に近い高さで生活しています。ハイハイをしたり、床に寝転んだり、おもちゃを広げて遊んだり。つまり、ホコリやカビ、化学物質がたまりやすい“床に近い空気”を、一番たくさん吸っているのは子どもたちなのです。
「子どものアレルギーは、生まれたときからの生活環境で決まってしまうこともある」
そんな話を耳にするたびに、「頭が痛くならない家」「空気が軽い家」をつくることの大切さを、改めて感じています。
◆ 他社モデルハウスで感じた「頭痛」と違和感
午前中の見学で起きたこと
今回の記事では、複数のお客様の声をもとにした“架空のご夫婦”のお話としてご紹介します。
共働きで、小さな娘さんがいるA様ご夫婦。娘さんは肌が少し敏感で、季節の変わり目には鼻水も出やすい体質でした。そこで家づくりを考える際、「アレルギーに優しい家」「自然素材の家」というキーワードで住宅会社を探し始めました。
ある日、午前中に別の会社のモデルハウスを見学したときのこと。玄関に入ってしばらくすると、奥さまは「なんだか頭が重い」「胸のあたりがぎゅっとする感じがする」と違和感を覚えたそうです。
「新築の匂いなのかな」「私の体調が悪いのかな」と思いながら打ち合わせを続けましたが、帰る頃にはすっかり頭痛に…。旦那さんも心配でなかなか話に集中できなかったと振り返っていらっしゃいました。
同じ日の午後、信濃住宅の見学会で起きた変化
その日の午後、もともと予約をしてくださっていたのが、信濃住宅の完成見学会でした。少し不安そうな表情で玄関を入った奥さまは、数分後、こんなふうにおっしゃいました。
「さっきまでの頭痛が、ここに入ったらすっと消えました」 「さっきの家とは空気が全然違います」
ご主人も「ツンとする匂いがしない」「深呼吸したくなる感じ」と一言。体は正直です。見えない素材の違いが、こんなふうに“頭痛”として現れてしまうこともあるのだと、私自身も改めて感じさせられました。
◆ 赤ちゃんがスヤスヤ眠ってしまう理由
玄関を入って数分で、ぐっすり
信濃住宅のモデルハウスでは、よく見る光景があります。お父さんお母さんに抱っこされてで来場された赤ちゃんが、玄関から数分もしないうちにスヤスヤと眠ってしまうのです。
A様ご家族が初めてモデルハウスに来た日も、まさにそうでした。最初はソファの上でジタバタしていましたが、リビングでご夫婦と話し始めた頃には、気づけばぐっすり夢の中へ。
人工のルームフレグランスではなく、無垢材そのもののやさしい香りと、自然素材がつくるやわらかな空気。その組み合わせが、赤ちゃんにとって安心できる環境になっているのかもしれません。
「床暖房入ってますか?」と聞かれる足元のあたたかさ
冬場の見学会でほぼ毎回いただく質問が、「これ…床暖房入ってますか?」というものです。実際には、床暖房は入れていません。
信濃住宅の家では、厚みのある赤松の無垢床と、断熱・遮熱・通気のバランスを考えた構造によって、エアコン1台でも家じゅうがふんわりあたたかくなります。
A様も、リビングでしばらく過ごしたあとに「足裏があったかいっていいですね。他社の見学会では床暖以外で経験がないです。」と驚かれていました。娘さんも、素足のまま無垢床の上を楽しそうに歩き回っていたのが印象的でした。
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◆ なぜ「頭が痛くならない家」になるのか
ポイント1:化学物質に頼りすぎない素材選び
信濃住宅では、床や柱・梁といった構造材に天然無垢材を使い、内装にはビニールクロスではなく珪藻土入り環境クロスを採用しています。
無垢材や珪藻土入り環境クロスは、化学物質をなるべく抑えつつ、湿気やにおいを吸ったり吐いたりしてくれる「呼吸する素材」です。新築特有のツンとした匂いが少なく、シックハウス症候群や化学物質過敏症が心配な方にも、なるべく負担の少ない環境づくりを目指しています。
ポイント2:壁の中まで「空気の通り道」をつくる
どれだけ良い素材を使っても、家の中に湿気や熱がこもってしまえば、空気は重たく感じてしまいます。信濃住宅の家では、壁の中に空気の通り道をつくり、湿気を通しながら水は入れない「透湿性」と、しっかり熱を抑える「断熱性」のバランスを考えたつくりにしています。
その結果、もわっとしない、ふわっと軽い空気が家じゅうをゆっくり巡るようになります。A様も「エアコンの風が直接当たっている感じがしないのに、部屋全体があたたかい」と話されていました。
ポイント3:子どもの“呼吸する高さ”を意識した設計
子どもは大人よりずっと低い位置で暮らしています。その高さの空気がきれいであることが大切だと考え、私たちは「どこで遊ぶか」「どこで眠るか」「どこに家具を置くか」を意識しながら間取りをご提案しています。
例えば、子どもがよく座る場所の足元にホコリがたまりにくいよう、家の中にやさしい風の流れをつくる。寝室はなるべく桐を使い、裸足でも歩ける心地よさを大切にする。こうした小さな積み重ねが、「頭が痛くならない家」につながっていきます。
◆ モデルハウスで「3時間しゃべってしまう」不思議
信濃住宅のモデルハウスに初めて来られた方の中には、小屋裏に上がったあと、気づけば3時間もお話していた…というケースがよくあります。
「なんだか落ち着く空間ですね」 「ついゆっくりしてしまいます」 「ここに座るとなんか心地よくて、不思議ですね」
そんな言葉をいただくたびに、自然素材の家の空気には“人の心や脳をリラックスさせる力”があるのだと感じます。ちょっとした臭い、自分にあわない等違和感を感じると、長居したくてもどこかソワソワしてしまいますよね。逆に、心地よい場所では、時間を忘れてしまうほどリラックスできます。
◆ 自然素材の家にも、正直にお伝えしたい「弱点」
ここまで良いところをたくさんお話してきましたが、自然素材の家にももちろん弱点があります。
無垢床は傷がつきやすい。でも、それも「味」になる
無垢の床は複合フローリングよりも柔らかく、小さな傷やへこみがつきやすい素材です。おもちゃを落とした跡や、椅子を引いたときの線など、「あっ」と思う瞬間もあります。
でも、時間が経つと、そうした跡も木目に馴染んで“味わい”になっていきます。「この傷は引っ越したばかりの頃についたんだよね」「ここは子どもが夢中で遊んでいた場所だよね」と、暮らしの記憶として残っていくのも、無垢材ならではの魅力だと感じています。
珪藻土入り環境クロスは、水や色汚れに注意が必要
珪藻土入り環境クロスは、湿気やにおいを調整してくれる頼もしい素材ですが、水や色のついた汚れは少し苦手です。子どもが絵の具や習字の道具を洗ったとき、壁に飛んだ色水がうっすら残ってしまうこともあります。
汚れが心配な場所洗面所まわりには、最初から水に強いパネルを合わせておくなど、「うまく付き合う工夫」をしながら採用するのがおすすめです。
完璧な素材はありません。だからこそ、良いところと弱点の両方を知ったうえで、「わが家はどんな空気の中で暮らしたいか」を選んでいただけたらと思います。
◆ 子どものアレルギーが心配なご夫婦に伝えたい「見学チェックポイント」
最後に、これから家づくりを考える方に、モデルハウスや完成見学会でぜひ試してほしいポイントを3つだけまとめてみました。
1.玄関に入った瞬間の「匂い」を意識してみる
ツンとした匂いがしないか、いわゆる「新築の臭い」がしないか。最初の数分の感覚を大事にしてみてください。鼻はすぐ慣れてきてしまうので、最初の数分が大切です。
2.30分〜1時間過ごしたあとの「体の変化」に耳をすます
頭が重くならないか、息苦しさはないか、子どもの様子はどうか。少し長めに滞在してみると、空気の違いがよく分かります。
3.子どもが自然とくつろげているかどうか
走り回りたくなるのか、ぐずってしまうのか、眠たくなってしまうのか。子どもの反応は、正直なセンサーです。
◆ 「頭が痛くならない家」で、がんばりすぎない暮らしを
空気は目に見えません。でも、毎日必ず体の中に入ってくるものです。だからこそ、「子どものアレルギーが心配」「頭痛やだるさを感じやすい」というご家族には、ぜひ「空気で選ぶ家づくり」を知っていただきたいなと思っています。
自然素材の家は、空気清浄機などの機械に頼りすぎなくても、家そのものが呼吸しながら空気を整えてくれる存在です。
「がんばって対策する家」ではなく、「家のほうで自然に対策してくれる暮らし」。そんな住まいを目指して、これからも家づくりを続けていきたいと思います。
もしよろしければ、まずは一度、信濃住宅のモデルハウスや見学会で“空気の違い”を体で感じてみてくださいね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。森でした🌿

