無垢材の床は冬でも暖かい理由|空気の層がつくる“ひやっとしない”足元【第2回】
無垢材の床は「冬でもあたたかい」とよく言われます。
でも実際のところ、なぜ“あたたかく感じる”のでしょうか?
「木だから」「自然素材だから」だけでは少し分かりにくいですよね。
第2回では、無垢材の中にある “空気の層(空隙:くうげき)” に注目しながら、
そのあたたかさの理由をまとめます。
さらに今回は “お客様の生の声” も交えて、
実際の暮らしのリアルな感覚として「あたたかさ」がどう感じられているのか、
そのまま伝わる内容にしています。
■ 1.木の中には「空気の層」がある
木は生きていたとき、細胞の中に水分を蓄えていました。
その細胞の跡が、小さな空洞として板になっても残っています。
この空洞こそが “空隙(くうげき)=空気の層” です。
そしてこの空気の層こそが、無垢材の最大の魅力といって良いほど。
なぜなら “空気” は最高レベルの断熱材 だからです。
つまり無垢材は…
- 冷たく感じにくい
- 触れた瞬間の「ヒヤッ」が起きにくい
- 足裏の体温を奪いにくい
- 床表面温度が下がりにくい
という性質を自然に持っています。
● 生の声①
「朝起きたとき、床暖つけてなくても裸足で歩けます。いられないってことは無いです。」
(東松山市 Sシリーズのお客様)
冬の朝の一番寒い時間帯でもこの感想。
これはまさに、空気の層が働いている証拠です。
■ 2.フローリングでは“空気の層”が残りにくい
一般的に多く使われる「複合フローリング」は、
- 木を薄くスライスして
- 何層も貼り合わせて
- 製造時に圧力をかけて固める
という工程があります。
この圧力によって、本来木の中にあった 空気の層がほぼ失われてしまいます。
そのため、
- 表面がひんやり
- 触れた瞬間に体温が奪われる
- 冬の足元が冷たく感じやすい
という性質になりやすいのです。
● 生の声②
「子どもたちは実家に行くと厚めの靴下でつま先歩き。でも家に帰ると裸足でも大丈夫。」
(東松山市 Sシリーズのお客様)
お子さんの反応はとても正直。
素材の違いが“歩き方”にそのまま表れています。
■ 3.木の種類で“空気の量=空隙率”は変わる
赤松3cmの無垢床は、実はかなり優秀。
木には
- 針葉樹(赤松・杉・桧)
- 広葉樹(ナラ・ウォールナット)
などいくつか種類があります。
その中で、空気の層が多いのは 針葉樹。
信濃住宅が採用している 赤松3cmの無垢材 は、
特に空隙率が高く、冬でも素足が気持ちいい理由はここにあります。
- 足裏から冷えが伝わりにくい
- 表面温度が下がりにくい
これは“体感温度が上がる”という、
すごく優秀な性質です。
■ 4.空気の層は「調湿・空気の浄化」にも影響する
無垢材が“呼吸している”という話を聞いたことがあるかもしれません。
これは言葉の表現ではなく、実際に
- 湿度が高ければ吸い
- 乾燥すれば吐く
という調湿作用があるためです。
この作用が、
- 静電気が起きにくい
- ホコリが舞いにくい
- においがこもりにくい
といった“空気の質の良さ”につながります。
● 生の声③
「他社の見学会に行った帰りに信濃住宅の見学会に寄ったら、うちの奥さんの頭痛が治ったんです。」
(東松山市 Sシリーズのお客様)
空気の違いが“体調”にまで影響することは珍しくありません。
● 生の声④
「息子の友達が“木のにおいがする!うちと全然違う!”と言ってました。」
お子さんが感じる率直な感想は、一番正確だったりします笑
■ 5.空気の層がつくる“暮らしの変化”
赤松の無垢材は
床の温度が下がりにくい → 体感温度が上がりやすい
という素材なので、暮らし方が変わります。
- 朝のキッチンが寒くない
- 子どもがカーペット無しでも床で遊べる
- スリッパが不要になる
- 暖房の設定温度を上げなくていい=省エネにつながる
- 冬でも朝の時間を素足で過ごしても大丈夫
こうした“行動の変化”が、毎日の快適さにつながります。
■ まとめ
無垢材が“あたたかい”のは、感覚ではなく構造の話
無垢材の床が冬でも暖かい理由は…
- 木の中の空気の層が生きている
- 空気は最高の断熱材
- 赤松3cmは特に優秀!
- 調湿・空気浄化もプラスされる
- 実際の暮らしで“体感として分かる”
という、しっかりした根拠があります。
■ 次回予告
第3回は 「自然素材の家は、なぜ空気が軽いのか?」
というテーマで、空気環境の仕組みに踏み込みます。

