コラム
2020/06/20
湿気と木の家の話
土日に構造見学会を行いました。
コロナで非常事態宣言が出てからは初の見学会。

三蜜を避けての見学会。
1つの時間につき1組様限定の貸し切り状態。スタッフも最小限で。
窓全開、マスク、手袋着用、扇風機と気休めですが空気清浄機も。
土日は夏日となりましたが、遮熱効果のおかげで涼しく、中は快適。
「ムシムシした感じがない(*_*)不思議!」という声もありました。
無垢の木は呼吸しますから、湿気を吸って快適な湿度に保ってくれます。
日本は欧米とは違って湿気があります。不快指数とは湿気と気温で決まる蒸し暑さを表す指数です。
同じ温度でも湿度が高ければ不快に感じます。それは熱中症の危険性にもつながります。
今の家は「高気密!高断熱がいい!」って言われてますが、確かに冬場はそれでいいかもしれませんが、夏に高気密だったらたまった湿気はどこに?
24時間換気?エアコンの除湿機能?除湿器?
いづれも機械にたよりがち。
当社の家は本物の無垢の木の家。
柱や梁に使っている木だけでなく、面積の多い床材も無垢です。
無垢の木は呼吸をします。湿気を吸って吐き出し、適度に湿度に保つ効果があります。
壁に使っているのも珪藻土を練りこんだ紙の壁紙。
珪藻土マットでおなじみの珪藻土。もちろん湿気を吸ってくれます。
快適な家づくり。日本の気候に合わせるところから考えてみてはいかがでしょうか?
