無垢材の家に住まう方にしっておいてほしいこと

無垢の床は傷がつきます

無垢材の家に住まう方にしっておいてほしいこと:01

木はやわらかいのでもちろん物を落とせば傷が付きます。家族が良く歩く場所、過ごす場所は傷が多くなります。家族の思い出と考えて下さい(笑)。直し方はあります。

  • 削って塗装する…無垢は削っても無垢です。やすりでこすって塗装できます。複合フローリングですとそうはいきません。
  • アイロンで蒸気をあてる…水気を与えて膨らませて戻す、という方法です。浅い傷に限りますが…

家鳴りがします

夜中にバチンと音がします。幽霊の仕業ではありません。材木の熱膨張収縮の際に出るキシミ音です。昼間は暖かいので熱膨張します。反対に夜は冷えてきて収縮しますのでその際発する音です。

割れます

柱は割れてます。初めからです。「背割れ」といってあらかじめ入れておきます。そうしないと背割れの出てほしくない面に後から出てしまいます。また、早く乾燥させるという意味もあります。

梁も乾燥するにつれて表面に割れが入ることがあります。

この割れは欠陥ではありません。木は年月を増し、乾燥するにつれて強度を増しますので割れた木の方が強い、という見方もできます。割れたからといって家が崩れることはありませんので安心してお住い下さい。

無垢材の家に住まう方にしっておいてほしいこと:02